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2022年の振り返り


2023年になりました。

年に1度、「振り返り記事」くらいしか書かないブログをご覧の皆さま、あけましておめでとうございます。

去年は12日に振り返りをしていましたが、今年はなんと1日に書いています、えらい。

今年はなんとね、FROM SOFTWARE様のロボット3Dアクションゲーム『ARMORED CORE』シリーズが発売される(予定)だということでね、浮かれてきっております。

発表から毎日ACのことを考えているし、ここ最近はずっとACをプレイしています。最近は初代→PP→MoAとやって、今はPS2版のAC3をプレイ中 (過去にやっていたのはPSP版だった)。

下の画像は新年早々VRChat内で2023年に浮かれる筆者の様子。

ACの話はあと1,000文字くらい書きたいんですが、振り返りなのでこれくらいにします。

たまにはBlogに書けばいいのにね。fc2ブログ時代のフットワークの軽さに戻りたい……。

 

そういえばプロフィールの画像や上の画像の姿の話何も書いてませんね、VR関連の感想と絡めてそのうち書きましょうか。

閑話休題、振り返りに戻りましょう。

例年通り書いた記事や更新した記事について、つらつらと書いていきます。

【2022年にアップ/更新した記事】

[01/31] ルーマニアのI-16とMiG-3を更新

この年は1月末に早速作業をやっていてえらいですね……新規記事ではないとはいえ。

2017年に書いた'ルーマニアが捕獲したI-16とMiG-3'について書いたものを、新たに手に入れた書籍を元にアップデートをかけました。例えばゲオルゲ・ポペスク-チオカネルなどの人物が増えたり、それぞれの機体に関するエピソードが増えました。また資料が増えたという事は、クロスチェック等により情報信頼性も高まったことかと。

後々出てきますが、2022年はこうした古い記事のアップデートをいくつかやりました。「情報が古い/不確かなまま放置してるのが嫌」というのと、「せっかく手に入れた資料を活用せねば」という感じで。

今後も新規記事作成と並行してやっていきたいですね。後から書き換えられるのが個人サイトの強み(?)なので。

 

[04/21] I-16とtipのカンケイを追加

2022年最初の新規記事がこちら。去年書いた「LaGG-3とSeriesのカンケイ」の続きですね。これらはソ連機を理解するにあたり重要な2要素『Series, バッチ』と『Type (tip/тип)』を皆にも知ってもらいたいなぁと思い書きました。

単純に「I-16のType XXって何だ?」という疑問の答えであり、それと同時に「TypeとはI-16だけのものでもない (ネタバレ)」というのも分かる感じになっております。

他言語含め、ここまでまとまって説明してるものは他に無いんじゃないかなぁと思う記事の一つですね。こういうものを書いていきたい。

 

[05/02] ちょっとややこしいYakシリーズを更新

記事更新系2個目。元々2016年に書いていたふる~いものだったので、単純に読みづらい分かり辛い箇所を解消し、ついでにYak-5関連を追加したりなどした記憶……これはさほど弄ってないかしら。

Twitterでの振り返り後に思い出したんですが、「読みやすい文章を書きたいなぁ」と常々思っていて、そしてこの頃に手持ちのそういう内容の本を読んで、そこで得たテクをもとに古い記事に更新をかけたんでした。他にもいくつか内容はそのままで、可読性のみ改善したものがありました。あまり手間は掛からないので、読みづらいなぁと感じる箇所に気付き次第作業していきます。

 

[07/18] ソ連のヴォート OS2Uを更新 (実質リメイク)

今年の更新系3個目ではあるけど、全文書き換えたので実質リメイクでしたね。作業量的には新規記事と変わりなかったです。

この記事は他の更新系作業の記事より古く、2015年─fc2ブログ時代に書いたものでした。それと比べると内容がだいぶ増量し、話も詳細になりって感じで、他のレンドリース機記事と比べあまり見劣りしない感じになったかなと。

当時はWeb上の記事をもとにしてたのを、『Lend-lease and Soviet Aviation』などの書籍を骨子に書き直したので、情報信頼性もだいぶ高まりましたね。情報発信において信頼性は大事なので、今後も新たに資料が手に入ったりしたらやっていきます。

「船の付属品だったので、搭載艦の返還と共に機体も母国に返された」って話がなかなか珍しく、面白かった記憶があります。

 

[11/16] ソ連の混合動力機 Part1【ラムジェット・パルスジェット編】を追加

2022年一番の大作、「ソ連で開発されたラムジェット (PVRD)・パルスジェット (PuVRD) を搭載した混合動力機」について書いたものですね。2021年夏に書き上げたソ連の混合動力機【VRDK編】の関連記事です。

元々はこのPVRD・PuVRDから順に書いていく予定だったんですが、主にモチベ的な問題でVRDKを先にやってしまって……そして本来最初に書くべきこれを2022年に書いた訳ですね。

調査にかかった時間や手間を見ると、結果的には逆で良かったなぁとは思うんですが、まぁ今後はこういう順序逆なやり方はしたくないですね……これはこれで今面倒な事になってます。Part2のロケット編を書いたら、VRDK記事をPart3にコンバートする作業が発生するので。

記事の感想等の話としては、これもVRDK編と同じくらい満足度の高いものになりました。両エンジンの開発経緯から、実際に試作された各機体をあらかた網羅できたので。ラムジェット砲弾とかKh10とかの話も面倒ではありましたけど、同時に面白いお話だったので。

Twitterの投稿の伸び(初速)自体はまぁそこまででしたが、読者の方からメッセージで評価も頂けて非常に嬉しかったですね。記事を書くのは自己満足がメインなのですが、反応等頂けるとそれはそれでモチベが高まりますので。ロケット編も早めに書き上げたいですね。

 

[11/27] 機体ごとシリアル規則まとめを追加

珍しく1カ月の間に2回記事を上げていますが、これは元々あった記事から作ったものだからですね。

記事種:ソ連機のシリアル規則解読という「ソ連戦闘機のシリアルナンバーの規則を読み解いてまとめたもの」があるんですが、これの中での規則が'工場ごと'にまとめているんですね。航空機というのはいくつか異なる工場で生産されるものなので、「特定の機体のシリアルを見たい!」というときに不便でした。

それを解消するために作ったのがこの記事でした、タイトル通りですね。Yak-1, La-7, Il-2、そしてBe-4みたいな機体のシリアルを分かる範囲で掲載しています。機体によってはまだメインの方には掲載していないものもあり、最後のBe-4なんかがそうですね。一応それぞれはメインとサブという扱いなんですが、シリアルと規則性が分かっているものはこちらに先に追加していくと思います。

 

模型でシリアルナンバーを入れてみたいとか、シリアルナンバーから生産工場やバッチを知りたいとか、そういう時にでもお使いください。まだ掲載していない情報も多いので、「このシリアルの情報を調べたいんだけど……」という時には気軽にお声がけ下さい。

 

 

2022年の主な更新は以上ですかね。新規記事があまり出なかったのは心残りですが、過去の記事をアップデートするのも大事なので、これで良しとしましょう (よくなくても2022年は終わってしまっていますが)。

 

あぁ、上には並べませんでしたが、蔵書コーナーに何冊か手持ちの本のレビュー的なものを書いています。

  • In Actionシリーズ
    • Polikarpov Fighters Pt.2
    • LaGG Fighters In Action
  • 和書
    • 第2次大戦 ソ連軍用機 [増補改訂版]
  • 光人社NF文庫
    • WWIIソビエト軍用機入門
    • 世界の仰天機
  • 翻訳書
    • ソ連の航空機 その技術と設計思想

「ソ連機についての本何買っていいか分からないよ~」とお困りの方どうぞ。このコーナーもまだまだ蔵書の一部しか書けていないので、引き続き書き足していけたらなと思います。

 

2022年の目標には、このHP以外の活動……Wikipediaやそれに類するサービスにおけるソ連機関連ページの更新を立てていたんですが、あんまり進みませんでしたね。一応いくつかのページに手を入れたりはしたんですが、さほど大きな改善を出来た感じはしません。2023年はもう少し頑張りたいところ……。

 

振り返りはこんなところでしょうか。

今年の目標は特に変わりません。新規記事を書き、古い記事を更新し、HP外でも初心者の方向けに導線を作れるような活動をする、このままでいこうと思います。

現状の予定では、ソ連機の構造や防弾装備の記事の更新などを考えてます。年末はその下準備を兼ねて本を読んだりしてました。近いうち作業を始めます。

 

ということで、2023年もリーリヤスキーと弊HPをよろしくお願いいたします。